年齢による髪の変化が気になりますか? 加齢毛のアンチエイジング対策について
年齢を重ねると体と共に髪質も変化します。加齢による髪のお悩みについてまとめました。
加齢毛のアンチエイジング対策について【縮毛矯正アドバイザー】が解説します。
・加齢による髪の変化について
年齢を重ねるごとに体の変化を感じます。肌・骨・体を構成する器官だけでなく、髪にも影響が出ます。
加齢による髪質の変化は個人差が大きいですが、10代・20代・30代と比べると30代からの変化は誰にも感じ始め、50代以降は著しく髪の変化を感じます。
女性の場合は妊娠・出産時の女性ホルモンによる髪の変化や抜け毛を体験することで、髪の変化に不安を感じることが多いと言われています。
・年齢による髪の悩みについて
10代〜30代前半まで
髪の量が多い、髪のダメージ、広がりやすい、くせ毛
30代後半〜40代
白髪、髪の減少、髪の乾燥・パサつき・ひろがり・うねり
50代以降
髪の弾力の減少、髪の本数の減少、ボリューム不足、白髪、パサつき、ツヤがない、頭皮が気になる
加齢毛の特徴として、『髪のツヤがなくなる』『髪がうねる』という髪質の変化があります。
若い時と比べて髪のキメが失われ、天使の輪が見えなくなると言います。
髪のうねりが強くなるのは、若い時に比べて髪の中のコルテックスというタンパク質の偏りが強くなる傾向が解析されています。
コルテックスの偏りにより、髪の丸さがなくなり髪の表面の凹凸が目立つようになります。
手触りがザラザラするのはそのせいです。
・うねり毛対策
加齢毛の大きな特徴が「髪にツヤがなくなる」「ポワポワする」「広がる」「綺麗な天使の輪が見えない」という髪の見た目にツヤがなくなります。
理由は、うねり毛が増え、キューティクルのキメが整わなくなり毛流れが揃わなくなるからです。
髪のうねりを伸ばし綺麗なツヤを出す方法はいくつかあります。
ツヤのない髪をツヤツヤにする方法
1、ブロー
髪を引っ張りながらテンションをかけドライヤーで髪をしっかり乾かすと、髪のクセとうねりが取れ髪のキメが整いキューティクルがツヤツヤになります。
2、アイロン
乾かした髪に150℃以上の熱をアイロンで加えます。
髪のツヤを出す際は、髪にテンションをかけながらアイロンで挟む毛束の表面にツヤが出るように熱を加えます。
ストレートアイロンもカールアイロンも同様です。
3、髪質改善トリートメント
話題の髪質改善トリートメントは、縮毛矯正のような髪のダメージはなく酸性のクリームで、うねり毛を改善するストレッチ効果で髪のキメを整えツヤを出し弾力をアップさせます。
4、縮毛矯正
エイジングによる髪のクセを縮毛矯正でクセを伸ばします。エイジング毛は細毛・軟毛のタイプが多く
縮毛矯正の際に髪のダメージと髪のボリュームが減少することがあります。
髪のダメージを防ぎながら縮毛矯正をするには、tender Sの様なアルカリ成分の少ない特別な縮毛矯正剤で対応します。
・髪のアンチエイジング対策について
加齢に伴う髪の変化で、白髪の増加と薄毛は、見た目の印象に老いを感じさせます。
女性の加齢による薄毛の特徴は、頭部の広い範囲で生える本数が減り、髪が細くなり髪の弾力も弱くなります。
髪のヘアサイクルの休止期が長く、成長期が短くなりヘアサイクルの変化が理由と言われています。
ヘアサイクルの変化の原因は、遺伝やホルモンバランスが影響していると考えられています。
アンチエイジングの対策は、
1、ビタミンが豊富でタンパク質が多めの食事を心がける
2、深夜0時より前の睡眠
3、運動・サウナ・入浴による発汗
4、入浴時の頭皮マッサージ
5、体に合ったサプリメントの服用
6、アルコールを控える
7、タバコを控える
8、糖分を控える
などが挙げられます。
・まとめ
加齢による髪の変化について解説しました。
年齢に関係なく若く健やかに生きることを誰もが望みます。
体の衰えは髪に直接影響します。
アンチエイジングに対してできることは、細胞の再生を妨げないようにすることです。
若い頃より、再生する細胞の数とスピードが減少します。
ジムやプール、山登りやスポーツなど自分に合った運動で体に適度な負担をかけましょう。
若い頃以上の適度な刺激とストレスを与えることで、再生数の減少を防ぎます。
体の回復も衰えますので、睡眠と休息を意識して取るようにしましょう。
美しく素敵に年齢を重ねていくために健康で楽しい毎日を過ごし、笑顔で生活することがアンチエイジングの極意だと思います。
髪の加齢毛対策は体の内側と外側の両方からアプローチすることで、
美しい髪を手に入れましょう!
参考になれば幸いです。