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YouTube チャンネル『パーマ塾』でtender Sが取り上げられました!

 

https://youtu.be/ZamLd2FUCBc?si=wVKxPbmRGlMtjGcK

 

美容師YouTuber『パーマ塾』の森さんがテンダーSを使用した感想を話した動画が配信されました。

 

いっぷう変わったストレート剤【テンダーs】

パーマ塾ではマニアックな薬剤の話と上手くケミカルを使いこなす基礎を学ぶチャンネルですが、

それを全て覆す、『ケミカルは必要ない!これ1個でいいよ!』という薬剤です。

チオグリコール酸がS1を切るとか、システアミンがS2を切るとか、Phがどうとか、アルカリがどうとか、「そういうのはもういらないよ!」という薬剤です。

 

オールインワン縮毛矯正とはどういうことなのか?

テンダーSは根本から毛先まで1個の薬で行こうぜ!ということですが、

スペックはというと・・・

ph   7,49    TG  6,95   アルカリ度0,8

成分は・・

還元剤

・チオグリコール酸

・チオグリコール酸システアミン

・システアミンHCL

・チオ乳酸

アルカリ成分

・アルギニン

・モノエタノールアミン

ケア成分

・レブリン酸

・ファイバーハンス

・エルカラクトン

・ロイヤルゼリー

・セラミド

薬剤のスペックだけ見ると、ジアンカー6.0やクオライン130くらいのイメージです。

それと比べると微アルカリで珍しいのがチオ乳酸を使っているところです。

 

ダメージのない縮毛矯正のテクニックとして、薬剤の塗り分けを推奨しています。

根元のクセの強いところ、顔周りの毛の細いところ、表面のダメージのあるところで

薬剤の種類もタイミングも分けるようにしていますが、

テンダーSは1個で全部いけます。

今までのケミカルは必要ないと。

全体にただひたすら塗るだけでいい!という薬です。

これはストラクゾーンがバカ広いというのが理由です。

 

ストライクゾーンがバカ広い理由

スペックだけ見ると強そうじゃないのに、使ってみると結構強いです。意外に強いクセも伸びます。

クオライン(アリミノ)200よりよく伸びます。

クオライン(アリミノ)130より下のダメージ毛もかけられます。

 

細い毛・エイジング毛もしっかり攻めれます。

エイジング毛によるクセ毛ならマジでこれ1個でいけます。

 

とにかく簡単。ケミカルはいらない。これを作った段階でケミカルになってるから。

ただこれを塗ってアイロンすればいいよ!という剤です。

 

ストライクゾーンがとにかく広いという印象です。

スペック以上にクセが伸びる理由は、アルカリをギリギリのラインで入れています。

 

このph7,49というのが特徴的で、血液と同じphだそうです。

体は髪の毛と同じ弱酸性ですが、体の中を巡る血液は常に微アルカリの状態でいるのが健康的で

酸性になると体を血液が巡らなくなるそうです。

 

あえて酸性縮毛矯正を作らなかった理由がそこにあります。

パーマをかける時は髪の中の水分が移動しているのですが、

アルカリで髪がチリつかないギリギリのphが血液と同じ7,49だったそうです。

 

色々な実験と検証の結果、薬剤のパワーを最大限に引き出して

尚且つダメージが少ないphと還元力に着地したというわけです。

 

オールインワンでいける理由

いろんな範囲の還元を行う還元剤が入っています。

チオ乳酸・チオグリコール酸・システアミン・チオグリコール酸システアミンなど

 

これは、今までの薬剤でいう”ダブル還元”や”マルチ還元”のハイブリット還元なので

それ自体は普通ですが、チオ乳酸が入っているというのが他の薬剤と比べて珍しいかなと思います。

 

では、なぜオールインワンでいけるかというと・・・

全ての縮毛矯正剤に言えることですが、薬剤を塗ってから時間の経過と共に薬剤のphは下がっていきます。

髪の毛の弱酸性に引っ張られていく性質があります。

前のところで触れましたがチオグリコール酸はS1に作用して、

システアミンはS2に作用するとか還元の違いには諸説ありますが、

チオが得意なphとシステアミンが得意なphは違います。pkaというのですが、

 

それぞれの還元剤が最適に働くphにオートでやってくれる効果『オートph移行』が

テンダーSの特徴です。

最初はph7,49から塗り始めて、アルカリ領域ではチオやチオ乳酸が効いていて

そこからだんだんphが下がってきて中性領域で次はチオグリコール酸システアミンが効いていて

さらにphが下がって酸性領域に入ってくるとシステアミンが効いてくるよという感じで

オートph移行が起こっているから、

最初に根本から毛先まで塗っていった時に、勝手にパワーが下がっていくから

薬剤を分けなくてもいいよ!とこれだけでいけ!という処方になっているのが、

テンダーSという薬です。

 

実際に使ってみた感想

顔周りの細い毛、痛みそうで怖いエイジング毛もこれ1本で全部いけます。

ジアンカー6,0よりphは高いんですけど安全な感じがします。

ジアンカー6,0単品で顔まわりやエイジング毛にかけた時に、効きすぎてチリつくことがあるんですけど、なんかこの薬は還元剤の特性かもしれないですけど、こっちの方がマイルドで良いと思いました。

強い健康毛も意外と伸びます。本当にこれだけでいいなと思います。

”これ塗れ!”っていうだけあるなと思いました。

 

結論を言うと・・

自分たちみたいなケミカルが好きで薬剤を調整したりする美容師もいるけど、

ケミカルとか薬剤とかよくわからないよという美容師さんも大勢いると思います。

 

そういう方に向けてYouTubeを撮っているんですけど、

テンダーSは、そういうケミカルが得意じゃない美容師さんで

一人で限られた時間でサロンワークをやっている方に向けて出している商品だそうです。

 

ケミカルオタクに向けてではなく、限られた薬剤やコストと時間の中で、

いかに簡単に縮毛矯正を綺麗にかける。

難しい縮毛矯正のことを考えずに「これをただ塗るだけでいい!」というところで出来るというのが

テンダーSの最大の武器なのかなと思います。

 

実際にサロンワークで使っていて、これだけでいけるし簡単で楽です。

これ頼みでいってもいいし、わかる人は自分好みのベストに調整できるのでそれでもいいと思います。

「薬剤・ケミカルよくわからない」「縮毛矯正苦手だ」と思う人は、

とりあえずこれだけ使っておけばいいと思います。

 

すごい健康毛とかにかける時は、クオライン(アリミノ)250とか280とかちょっと足したりすればいいと思います。

このテンダーSは本当にストライクゾーンが、ここ最近触った縮毛矯正の中でメチャクチャ広いなと思いました。

 

最近の薬剤はph9のアルカリ性からph4,5の酸性までラインで幅作る縮毛矯正剤の設計が多いんですよね。

それが「1本で全部いけ!」って言う薬剤はあまりなかったというか、ないんですよね!

 

面白いなと。ケミカルをパーマ塾を全否定するというか。笑

 

「ケミカルなんていらないよ!」と言う強さというか。最終的にはそうなるらしいです。

こだわって薬剤を調合したりっていうのもあるし、良い還元剤の方が良いに決まっているんですが、

ケミカルも行くとこまで行きつくと「還元剤なんて塗っときゃ何でもいいし、

着いときゃどうにかなるし、どうにでも出来るぜ」という世界にたどり着きます。

 

このテンダーSは、そういうたどり着いた世界から降りてきた縮毛矯正なのかなと思います。

 

安全性も高く、ダメージもなくしっかりと綺麗な縮毛矯正が簡単にかかります。

もちろん質感も綺麗になります。トゥルっと仕上がります。

 

なかなか今までにない薬剤なので、紹介してみました。

『オールインワンで全ていける!』っていうのは今までになかったので。

 

ストライクゾーンが広い薬剤選定やレシピは作れたりしますが、

ラインがこれ1本しかないっていう縮毛矯正は他にないということで。

 

おすすめは、先ほど話したように

一人で時短でサロンワークしてケミカルのことはよくわからない美容師さんや、

無駄な薬剤や処理剤も使わないで簡単に縮毛矯正をかけたい美容師さん

エイジング毛のお客さんに、縮毛矯正をかけるのが怖いと言われる美容師さんに向いているし

使ってもらいたい薬剤だと思います。

 

これは、マジでいいと思いました。

 

本当にこれだけでいいので!これ1個あればいい。

 

あとはクオライン(アリミノ)250とかあればうれしいかなぐらいで、

この2種類だけでサロンやっていくみたいな、

縮毛矯正・デジタルパーマやっていくみたいなことが正直出来ると思います。

ちょっと変わったタイプの縮毛矯正テンダーSを紹介する動画になりました。

気になる方は参考にしてみてください。

TENDER Hair Products

サロン専売の業務用縮毛矯正剤・髪質改善トリートメント「TENDER(テンダー)」の製造販売。全ての髪の悩みに作用し、効果が30日持続「髪を伸ばす」から「美しい髪を作る」美髪矯正剤。

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