髪質改善で髪が傷んだのはなぜ?失敗する本当の理由と、やり直す正しい方法を専門美容師が解説
「嘘みたいに髪が綺麗になります。やればやるほど綺麗になります。」
そう言われて髪質改善をしたのに、
・髪がパサパサになった
・前より傷んだ気がする
・もう二度と髪質改善はしたくない
そんな経験はありませんか?
実際に私のサロンにも
「髪質改善で失敗した」「騙された気がする」
というご相談が多く寄せられます。
今回は 髪質改善専門の美容師としての現場経験 をもとに、
なぜ髪質改善で髪が傷んでしまうのか、
そして どうすれば本当に髪を綺麗にできるのか をわかりやすく解説します。
髪質改善で髪が傷んだ3つの理由
① 髪質改善だと思ったら「ストレートパーマ」だった
「髪質改善ストレートエステ」という名前で、
実際には アルカリ剤と還元剤を使ったストレートパーマ を行うサロンがあります。
ストレートパーマは髪の構造そのものに作用するため、髪の状態を正確に見極めずに行うと
キューティクルや内部に大きな負担がかかります。
髪質改善をする際は、還元剤を使用する施術なのかどうか
を必ず確認することをおすすめします。
② 髪質改善後に髪色が明るくなった
カウンセリング時に「カラーしている方は色が明るくなります」
と言われませんでしたか?
髪質改善の成分には、ヘアカラーの色素を分解・褪色させる性質 を持つものがあります。
カラーの種類にもよりますが、2トーンほど明るくなるケースも珍しくありません。
色落ちが気になる方は、髪質改善と同時、または直後にヘアカラーで補色することをおすすめします。
③ 髪が硬くなり、濡れると臭いがする
髪質改善トリートメントの多くは、酸性(アルカリ剤不使用) です。
酸性には「収斂(引き締め)」作用があり、ダメージ毛に強く作用すると
アイロンの熱と合わさって髪が硬く感じることがあります。
また、髪質改善の主要成分である『グリオキシル酸』 は独特の臭いがあります。
成分が髪に残っている間は、濡れた時に臭いを感じることがありますが、
数日〜1週間ほどで徐々に薄れていくのが一般的です。
髪質改善で本当に髪を綺麗にする3つの方法
① 髪質改善トリートメントを正しく選ぶ
「硬くなった」「臭い」「効果が続かない」「色が落ちた」
これらは 髪質改善トリートメントの選び方 で大きく変わります。
当サロンでは、従来の酸熱トリートメントのデメリットを見直した
Tender R (テンダーR)を使用しています。
・高濃度グリオキシル酸による持続力
・ハチミツ、シアバターとリンゴ酸で柔らかさをプラス
・高品質マスキングで臭いを軽減
髪の「硬さ・臭い・手触り」を同時に改善します。
② クセが原因なら、髪質改善ではなく縮毛矯正
クセが強い場合、髪質改善だけで無理にまとめようとすると
結果的に負担が大きくなります。
その場合は、年1〜2回の適切な縮毛矯正 が
一番ダメージを抑えた近道になることも多いです。
③ 本当に髪質改善が得意なサロンを選ぶ
「髪質改善」という言葉だけで選ぶのは危険です。
・酸熱トリートメント
・水素トリートメント
・ケラチントリートメント
・酸性ストレート
施術内容を具体的に説明しているサロン を選びましょう。
料金は施術時間(60〜90分)に見合った価格が目安です。
まとめ
髪質改善は、とても曖昧な言葉です。
そのためサロンによって
・内容が全く違う
・思っていた結果にならない
・逆に髪が傷んでしまう
ということが起こります。
髪を綺麗にするための髪質改善も、
やり方や頻度を間違えると逆効果になります。
大切なのは
今の髪の状態を正しく見極め、最適な方法を選ぶこと。
髪質改善でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
